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■ よくある質問

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(法人・一般)消火器の種類が多くてわかりません@
No.11 / Group:消火器に関して
Date: 2004/11/18(Thu) [修正]
”消火器とは何か?”を始めにご説明致します。
業界一般に消火器とは、日本消防検定協会という機関が「消防法に準拠した機器であるかどうかを試験および評価して合格したもの」で、「容器全体の25%以上が赤色のもの(住宅用消火器は除く)」を言います。
それ以外は、その機器が持っている消火能力またはタイプによって”消火具、消火装置、消火用具”などと呼ばれています。
それぞれの呼び方などによって評価機関やマークが異なります。
以下の表を参考に容器に記載されているマークや評価番号などの表示部分を確認して購入をご検討ください。
種類消火器(検定品)エアゾール式簡易消火具(鑑定品)
評価番号型式番号 消第○○号型式番号 鑑消第○○号
評価機関日本消防検定協会日本消防検定協会
表示マーク
耐用年数5〜8年3年
備考容器全体の25%以上が赤色でなければならない(住宅用消火器を除く)。
検定品となっていない機器を”消火器”として販売してはならない。
輸入品やハロンタイプのエアゾールは、”消火具”でなく”消火用具”として販売されている事が多いです。
お間違えのない様、ご注意ください。
種類自動消火装置(評定品)住宅用消火器
評価番号性能評定番号 評○○号なし
評価機関(財)日本消防設備安全センター(財)日本消防設備安全センター
表示マーク
耐用年数5年
備考検定や鑑定に当てはまらない品目のうち、一定の基準に適合したもの消火器と異なり、色は様々。
消火器、エアゾール式簡易消火具、自動消火装置としてそれぞれ評価され、さらに住宅用の初期消火として簡単に取扱いできる機器を抽出
種類消火用具
評価番号なし
評価機関なし
表示マークなし
耐用年数なし
備考上記機関で評価されていない機器や消火能力の不明な機器がこのように呼ばれる。三角バケツもこの部類に入る。



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