特別な工事を必要とせずに低コストで設置できる
既設で使用されている1号消火栓箱の中の消火栓開閉弁とホースとの間に、差込式結合金具により容易に接続できます。また、1号消火栓箱の空きスペースに十分収納できる大きさであり、転倒防止措置として消火栓箱にベロクロ(マジックテープ)方式により固定します。
工事や書類作成には甲種消防設備士の資格を持った者が行わなければなりませんが、通常(泡消火設備設置)の行程より手間がかからないため、費用もほとんどかかりません。 |
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消火特性
水成膜消火薬剤を含む水溶液は、ノズルから放出された場合空気を巻き込んで発泡し、燃焼面を流動展開して油などの気化を抑制し、窒息消火の効果があります。
また、水をはじく樹脂やゴムなどには優れた濡れ性で冷却して消火します。ウレタンや紙類には深部まで浸透して再燃焼を防止します。
これにより、機械油等のB火災およびB火災と普通(A)火災の複合した火災に対して有効になります。
動画(Microsoft Media Player) 水と泡消火剤との比較 1.81MB, 51秒 |
濡れ性テスト(プラスチック) |
濡れ性テスト(ゴム) |
浸透性テスト(スポンジ) |
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放水性能
ハイドラップを1号消火栓に接続した場合の放水への影響力は少なく、既設の1号消火栓に対して再圧力調整などの措置を行わなくても設置が可能です。
放水時の泡水溶液の混合濃度は、放水圧力の変動においても一定に保つことができるように水圧を利用したプレッシャープロポーショナー方式による混合方式を用いています。これにより、0.7%濃度の水成膜泡水溶液を最大約700L放水可能であり、最低放水圧時による放水で約4分間、最高放水圧時による放水で約2分間、当該泡水溶液を混合した放水が可能です。
「水・泡水溶液切替弁」の操作により火災の状況に応じて水成膜泡水溶液と水単体を切り分けた放出が可能ですが、泡水溶液を全量放出した後において継続して水による消火も可能です。 |
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放水圧力(MPa) |
圧力損失(MPa) |
流量(l/min) |
混合濃度(%) |
持続時間(sec) |
0.17 |
0.006以下 |
140.3 |
0.7 |
240以上 |
0.7 |
0.02以下 |
284.0 |
0.7 |
120以上 |
(注)持続時間は、混合濃度0.7%を継続して放出できる時間を表します。
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